- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2020/10/19 (月)
睡眠障害と東洋医学
東洋医学では、睡眠に関わる症状は五臓の心が密接に関わると考えます。
心の血と津液(水)が不足すると、寝つきが悪くなり、すぐに目が覚めてしまう様になります。
心と腎の血と津液が不足した場合の不眠症状では、腎の症状である足腰のだるさなどを伴うことがあります。
心と脾の気が不足すると、眠れないことが心配で余計眠れなくなり、一旦目が覚めてしまうと中々寝付けなくなります。
食欲不振や軟便などの消化器症状を伴うこともあります。
心や肝の熱が過剰になると、興奮して寝付けなくなり、よく目が覚めるようになります。
胆の気が不足すると、物音などで目が覚めやすくなります。
不眠に対する鍼灸治療は、神門・後渓・心兪などのツボを主に使います。
また、乳様突起周りや棘突起間・仙腸関節などを緩める治療も行います。
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