- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2022/11/13 (日)
行気の食材
気の停滞も心身の不調に繋がります。
停滞した気を巡らせることを行気と言います。
行気の効能を持つ食材には、キャベツ・しその葉・にら・にんにく・ねぎ・らっきょう・りんご・からし・こしょう、などがあります。
キャベツは、寒熱は平、五味は甘・辛で、臓腑では胃・肝・小腸などに関係します。
気を巡らせて痛みを抑える他、熱を取る、便通を良くするなどの働きがあるとされています。
しその葉は、寒熱は温、五味は辛で、昇・散の属性を持ち、臓腑では肺や脾に関係します。
気を巡らせて胃の働きを良くする働きがあります。
また、冷えを取る、血を巡らせるといった作用もあります。
ねぎは、寒熱は温、五味は辛で、昇・散の属性を持ち、臓腑では肺・胃・脾
などに関係します。
気を巡らせる他にも、脾や肺の虚を補う働きや、冷えを取る働きも持ちます。
東洋医学的効能に基づいた食材選びも、多くある養生の中の一つとして取り入れてみて下さい。
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