- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2023/11/24 (金)
睡眠と東洋医学
睡眠には、臓腑の心が密接に関わります。
心の陰液が不足すると、中々寝付けず眠っても夢をよく見てすぐに目覚めてしまいます。
心と腎が失調すると、入眠困難がひどく、寝返りをよく打つ様になります。
心身の過労を避け、休息を取ることが大切です。
心と脾が失調すると、あれこれ心配してしまって眠れず、途中で目が覚めると中々寝付けなくなります。
慢性化すると眠れないことを心配して、余計に眠れなくなってしまいます。
考え過ぎないこと、食べ過ぎや早食いを避けて胃腸に負担をかけないことが大切です。
心や肝の熱が過剰になると、興奮して眠れず中途覚醒も多くなります。
慢性化すると眠れないことに苛立ち、余計に眠れなくなってしまいます。
寝る前の緊張や興奮を避けることが大切です。
胆の失調では、怖い夢や追いかけられる夢が多く、小さな物音でも目を覚ましやすくなります。
食べ過ぎにより痰と熱が停滞し、不眠になる場合もあります。
原因となる臓腑に対する鍼灸治療を行うことで、不眠の改善を目指します。
頭部・頚部・背部の筋緊張に対する鍼治療は、どのタイプの不眠に対しても効果的です。
乳様突起周りや棘突起間・仙腸関節などを緩める治療も行います。
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