- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/9/19 (日)
エビデンスレベル
正しい情報を得るということについて、科学に対する考え方も重要です。
エビデンスという言葉を最近良く聞きます。
エビデンスとは科学的根拠という意味で使われています。
一口にエビデンスと言っても様々なレベルがあり、それによって信頼度も異なります。
エビデンスピラミッドと呼ばれるものがあります。
ピラミッドは上から、メタ解析・システマティックレビュー→RCT→コホート研究→症例対照研究→症例集積→症例報告→専門家の意見→動物を使った研究→試験管を使った研究、という順が一般的なものでしょうか。
それぞれの研究方法について詳述はしませんが、研究方法によってエビデンスレベルが異なります。
例えば、コホート研究で効果があるという結果が出てエビデンスがあると書かれていても、システマティックレビューではそれが否定されている、といったこともあり得ます。
ピラミッドの上の方が必ず正しいとは言えませんが、信頼度は高いと言えます。
一方、エビデンスがないことは正しくないことではありません。
寧ろそこから新しい科学が生まれるとも言えます。
私が好きな映画の「インターステラー」に以下の様なセリフがあります。
「未知を認めるのが科学」
エビデンスのないものを排除するのではなく、「未知」にこそ科学の発展があるという視点が必要です。
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