- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/8/22 (日)
健康観の変化
『人間にとって健康とは何か』で斎藤氏は、従来の医学は病気に焦点を当て、その軽減と除去を目指す「疾病生成論」であったが、これからは「健康生成論」の時代を迎えつつある、と述べています。
「健康生成論」では、単に病気の治療を目指すのではなく、健康を高め強化することを目指します。
これは、病や症状ではなく人を診ることを重視する東洋医学的思想と親和性が高いと考えられます。
この様な健康観の変化は、副次的な変化をもらたすとも述べられています。
その一つが、「客観的健康」から「主観的健康」へ、という変化です。
検査データや画像データを参考にしつつも、本人の主観をより重視する視点は、本来の医療があるべき姿ではないでしょうか。
これらの変化に伴って、心の健康度を示す尺度が開発される様になりました。
つづく…
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