- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2020/12/6 (日)
一人ひとりに合った治療
東洋医学に「異病同治」「同病異治」という言葉があります。
異病同治とは、異なる病でも同じ治療をするという意味です。
複数の症状があっても原因が一つなら、同じ治療で全ての症状にアプローチできます。
例えば、腰のだるさ・耳鳴り・頻尿・足のむくみの症状がどれも腎の弱りが原因であれば、太渓や腎兪など腎に関係するツボで全ての症状の治療を行います。
複数の症状を抱える人は多いですが、その様な治療を東洋医学的な鍼灸は得意としています。
同病異治とは、同じ病でも異なる治療をするという意味です。
同じ症状を訴える2人の患者さんがいた時に、原因が違えばそれぞれ異なる治療を行います。
頭痛を訴える2人の患者さんがいたとして、1人は肝の気の停滞、もう1人は脾の弱りが原因であれば、治療で使うツボは全く異なります。
病名や症状に対して治療するのではなく、その人の身体の状態を整えることに重きを置いた、東洋医学の特徴を表した言葉です。
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