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養生道 養生道

鍼灸師 毛利 陽介
毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師
  • 中和医療専門学校卒。
  • 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
  • 分子栄養学や認知行動療法を独学。
  • 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
  • 母校の南山大学で栄養講座を行う。

小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。

2020/11/25 (水)

何を学ぶべきか

内田樹氏が多数の著書の中で述べている「学ぶべきこと」を整理すると、以下の4点になると考えています。

 

①不能の様態を適切に言語化する仕方

 

自分が何をできないか、何を知らないかを説明できる様にすることが学びの第一段階です。

 

これがすべての学びの基本になります。

 

「どう振る舞って良いか分からない時に適切に振る舞う」

 

「分からないことがあれば、分かっていそうな人に聞く」

 

これらができる様になることが、学びにおいて第一に重要なことです。

 

②「自分の考え方」で考えるのを停止させて「他人の考え方」に想像的に同調すること

 

自分の考え方から離れることができないと、自分の常識の範囲内でしか物事を考えることができません。

 

私はゴルフは分かりませんが、ゴルフクラブ1本だけでコースを周る様なものでしょうか。

 

この想像力を身につけることが第二に重要なことです。

 

③鳥瞰的視座から自分を見る=自分の位置を知る(マッピングする)こと

 

自分がどこに位置しており、どこへ進んでいるかを知るには、マンションの間取り図よりも世界地図の様な大きな地図を持っていることが重要です。

 

他人との共感が高まってゆくと、自分自身がこの集団の中のどこにいて、これからどこに進むのかという感覚が身についてきます。

 

この視点を手に入れることが第三に重要なことです。

 

①〜③まででは、学びの過程で自分の視点を広げていく作業をしています。

 

①はあくまで視点は自分の中、②で自分を離れて相手の側に視点を置く、③では自分と相手を含めて全体を見られる空からの視点、という具合です。

 

つづく…

 

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