- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2020/11/15 (日)
むくみの原因と予防
朝起きると顔がむくんでいたり、夕方になると足がむくんでくる人も多いと思います。
むくみとは、皮下に水分が停滞した状態です。
皮下に水分が停滞する原因として、アルブミンの不足があります。
タンパク質が不足するとアルブミンが不足し、むくみが生じやすくなります。
タンパク質の摂取不足によるむくみであれば、食事を変えることで解決することができます。
また、運動不足や冷えによる血流の低下や筋肉量の減少もむくみの一因となります。
特にふくらはぎを動かす様にすると、むくみの解消に役立ちます。
生活習慣の改善によって解消されないむくみは、肝臓・心臓・腎臓の機能低下による場合もありますので、検査が必要です。
東洋医学では、五臓の肺・脾・腎の失調によって水が停滞すると考えます。
肺の失調では、まぶたや顔にむくみが出やすくなります。
脾の失調では、下肢や腹にむくみが出ることが多く、押さえると凹んで中々元に戻らないのが特徴です。
腎の失調では、下半身にむくみが出やすく、特にくるぶしのむくみが顕著に出ます。
鍼灸治療では、肺・脾・腎の機能を高め、水液代謝を促します。
月経もむくみに関係することがあります。
気の停滞では月経前に、瘀血の停滞では月経中にむくみが強くなります。
気血を巡らせる治療で改善します。
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