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養生道

毛利陽介 資格：はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師

中和医療専門学校卒。
大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術（診察・治療）・知識（東洋医学・現代医学）を学ぶ。
分子栄養学や認知行動療法を独学。
名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
母校の南山大学で栄養講座を行う。

小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。

2022/11/11 (金)

補気の食材

補虚の中でも特に気を補うことを補気と言います。

補気の効能を持つ食材には、じゃがいも・くるみ・ごま・しいたけ・マッシュルーム・さくらんぼ・ぶどう・豆腐・蜂蜜・さわら・鯛・たこ・牛肉・鶏肉・豚肉・羊肉・卵・バターなどがあります。

鶏肉は、寒熱は温、五味は甘で、潤・昇の属性を持ち、臓腑では脾・胃・肺と強く関係します。

補気でも特に脾を温めることで気を補います。

また血を補う働きもあります。

豚肉は、寒熱はやや寒、五味は甘と鹹（塩味）で、潤の属性を持ち、臓腑では脾・胃・腎と強く関係します。

脾の働きを高めて気を補うとともに、血を補い潤す働きもあります。

また通便にも関わります。

たこは、寒熱は寒、五味は甘と鹹で、収の属性を持ち、臓腑では脾と特に関係します。

気とともに血を補う働きがあり、肌の炎症を抑える働きもあります。

食材の東洋医学的効能はとても参考になりますが、捉われすぎない節度も必要です。

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