- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/11/26 (金)
スポーツにおける疲労と栄養③
前回は、グリコーゲンの枯渇を防ぐ方法として、運動前・中・後の糖質摂取を紹介しました。
もう一つの方法として、グリコーゲンをできるだけ使用しないというものがあります。
前に述べたように、糖質とともに脂質も主なエネルギー源として使われます。
従って、脂質をエネルギー源として使う割合が増えれば、グリコーゲンの枯渇が防げるわけです。
糖質は、体重70kg男性で、筋グリコーゲン1,500〜1,900kcal+肝グリコーゲン370〜620kcal+血糖12kcal=1,882〜2,532kcal貯蔵されています。
脂質は、体重60kg・体脂肪率15%の人であれば、体脂肪は9kgあることになり、脂肪組織1g=7.2kcalとすると、65,000kcal貯蔵されています。
従って、脂質を主たるエネルギー源にできれば、グリコーゲンは十分に温存できるのです。
基本的に、エネルギー源を糖質に頼るか脂質に頼るかは、運動強度に依存するとされています。
歩行などの低強度の運動では、皮下や内臓に蓄えられた中性脂肪に由来する血中脂肪酸を主なエネルギー源にしています。
従って、筋グリコーゲンの枯渇による疲労は起きにくいと考えられます。
中強度の運動では、血中脂肪酸の使用比率は下がり、筋グリコーゲンの使用比率が上がります。
ダッシュや筋トレなどの高強度の運動では、エネルギーの大半を筋グリコーゲンで賄うようになります。
そのため、高強度の運動ではグリコーゲン枯渇による疲労が生じやすくなります。
但し、エネルギー源としての脂質と糖質の使用比率は、食事やトレーニングによって変えることができます。
つづく…
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