- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/10/15 (金)
不眠と東洋医学
東洋医学的な鍼灸治療は、不眠の改善に有効であると考えています。
不眠には、臓腑の心が密接に関わります。
そのため、臓腑の心に対する治療は、ほぼ必ず行います。
心の陰液が不足すると、中々寝付けず眠っても夢をよく見てすぐに目覚めてしまいます。
心と腎が失調すると、入眠困難がひどく、寝返りをよく打つ様になります。
心身の過労を避け、休息を取ることが大切です。
心と脾が失調すると、あれこれ心配してしまって眠れず、途中で目が覚めると中々寝付けなくなります。
慢性化すると眠れないことを心配して、余計に眠れなくなってしまいます。
考え過ぎないこと、食べ過ぎや早食いを避けて胃腸に負担をかけないことが大切です。
心や肝の熱が過剰になると、興奮して眠れず中途覚醒も多くなります。
慢性化すると眠れないことに苛立ち、余計に眠れなくなってしまいます。
寝る前の緊張や興奮を避けることが大切です。
胆の失調では、怖い夢や追いかけられる夢が多く、小さな物音でも目を覚ましやすくなります。
食べ過ぎにより痰と熱が停滞し、不眠になる場合もあります。
原因となる臓腑に対する鍼灸治療を行うことで、不眠の改善を目指します。
頭部・頚部・背部の筋緊張に対する鍼治療は、どのタイプの不眠に対しても効果的です。
また、痛みや夜間頻尿、喘息などによる咳やアトピー性皮膚炎などによる痒みによって眠れない場合は、それらの症状に対する治療を行います。
カレンダー
月別一覧
- 2023年
-
12月 (31)
11月 (30)
10月 (29)
9月 (21)
8月 (14)
7月 (1)
6月 (30)
5月 (31)
4月 (30)
3月 (31)
2月 (28)
1月 (31)
- 2022年
-
12月 (31)
11月 (30)
10月 (31)
9月 (30)
8月 (31)
7月 (31)
6月 (30)
5月 (31)
4月 (30)
3月 (31)
2月 (28)
1月 (31)
カテゴリ一覧
- 楽健−ラクケン− (9)
- 7つの養生 (67)
- ポジティヴヘルス (14)
- 東洋医学 (140)
- 西洋医学 (47)
- 食事養生 (43)
- セルフケア (42)
- スポーツ (100)
- 科学 (7)
- 子ども (34)
- ストレスマネジメント (40)
- 免疫 (24)
- 臓腑経絡・解剖生理 (67)
- 本・勉強 (94)
- 社会的処方 (11)
- トレーニング (13)
- 量子力学 (9)
- 認知行動療法 (13)
- ツボ(経穴) (20)
- 診察法 (17)
- 教育心理学 (14)
- スポーツ鬼ごっこ (8)
- 非認知能力 (28)
- コーディネーション能力 (12)
- SDGs (8)
- 臨床 (117)
- 症状別 (195)
- 痛み (49)
- 鍼灸研修会知足 (7)
- オススメ本 (22)
- 楽しいから始まる健康 (101)
- パーソナルトレーニング (13)
- その他 (95)
最近の記事
- 2024/11/15(金)
『Tarzan 科学的に正しいツボ押し』 - 2024/11/14(木)
任脈と臓腑 - 2024/11/13(水)
百会と緊張 - 2024/11/12(火)
筋縮とストレス - 2024/11/11(月)
上仙と泌尿器