- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/1/9 (土)
セロトニンによる発痛と鎮痛
セロトニンやノルアドレナリンなどの鎮痛物質は、脊髄後角にある「受容体」と結合することで働きます。
従って、全身的にセロトニンやノルアドレナリンが増えれば鎮痛機構が働くわけではありません。
受容体にも種類があり、どの受容体に結合するかによって、働きが変わります。
例えば、脊髄後角に多く存在する5-HT1受容体にはセロトニンが結合して痛みを抑えますが、自由神経終末(神経の末端)に存在する5-HT3受容体にセロトニンが結合すると痛みを発生します。
結合する受容体が異なると正反対の働きをしてしまうのです。
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