- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2020/11/29 (日)
教師の役割
内田樹氏は、教師は生徒の学びを起動させる(感化する)ことが唯一にして最大の仕事である、と述べています。
そして、そのためには教師も学びを渇望していなければならない、とも述べています。
教師が学ぶ意欲や学ぶ姿勢を示すことこそが、一番必要なことだと思っています。
また、学び方を教えることも必要だと考えています。
中国の格言に「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」というものがあります。
魚を与えても食べてしまえば一時的にしか飢えを凌ぐことができませんが、魚の釣り方を教えれば自分で魚を取ることができます。
答えを教えればその問題に答えることしかできませんが、学び方を教えればどんな問題も自分で答えを探すことができます。
適切に学びを起動し、学び方を教えれば、後は勝手に学びます。
教師の仕事はここまでです。
私も小学生にサッカーを指導していますので、「学びを起動する」ことと、「学び方を教える」ことを一番に意識しています。
ここ最近は、勉強・教育について内田樹氏の論を中心に書いてきました。
これらの内容は、健康にも密接に関わると考えています。
一人では決して達成できないことを共同で成し遂げる方法を学ぶ(あるいは教える)ことこそが、想像力と寛容さを身につけ、コントロール感と幸福感をもたらし、心理的・社会的な健康度合いを高めると考えています。
また、これらの内容は私が今まで読んだ本の内容を基に書いています。
今後は、社会的処方の一貫として本の処方もできたら面白いなと考えています。
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