
- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2020/11/28 (土)
学びの方法②
武道やスポーツは、射や御を教える役割を担うことができると考えています。
内田樹氏は『修行論』で、武道の稽古で身につけるべきもっとも大切な能力について述べています。
武道の稽古で身につけるべきは、敵を倒す方法ではありません(つまりスポーツの練習で身につけるべきことも対戦相手に勝つ方法ではない)。
それは真剣勝負の場、つまり普段の生活(例えば仕事)に活かすことです。
そしてより良く生きることです。
それは、「危険を回避する能力」「次に起こることを予測する能力」「集団をひとつにまとめる力」「他者と共生する技術」「他者と同化する技術」です。
これらをまとめて成熟と呼ぶと、成熟とはすべて徹底的に身体的な経験です。
つまり、頭ではなく体で身につけなければなりません。
そのためには、幽かなシグナルを感知し、適切に対応する能力を涵養する必要があります。
その方法が武道でありスポーツです。
また、瞑想や信仰も同様の役割を担います。
祈るためには五感の感度を最大化しなければなりません。
瞑想やマインドフルネスが痛みの改善に効果を発揮する理由もそこにあるのかもしれません。

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