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症状
腰痛

腰痛

腰痛の原因はさまざまで、職業や生活習慣、ストレスなどが要因になっている場合が多く、腰痛の原因を知るためには、自分の生活をかえりみることが重要になります。

腰痛は、現代医学において、特異的腰痛と非特異的腰痛と言う、大きくふたつに分類されます。

特異的腰痛

腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)、圧迫骨折、内臓からの関連痛など、明らかな疾患が原因となる腰痛。

腰椎椎間板ヘルニア
椎間板が神経を圧迫し、臀部(お尻の辺り)や下肢(股関節より指先)に神経痛や痺れが生じる疾患です。
腰部脊柱管狭窄症
加齢による変性などで神経が圧迫され、臀部や下肢に神経痛や痺れが生じる疾患です。
圧迫骨折
背骨の胸椎10番~腰椎2番に対して発生率が高く、骨粗しょうの症患者さんや高齢の方に多く見られる疾患です。動かすと強い痛みや叩打痛を伴います。
内臓からの関連痛
腎臓・胆嚢・子宮など、睡眠時や安静時に痛みが出ることが多い疾患です。

問診により腰痛の原因を探る

ヘルニアや狭窄症などで痺れを伴う場合は、痺れを生じている部位から、神経が圧迫されている部位を明らかにする必要があります。

例えば
背骨の腰椎4番・神経根の圧迫
臀部(でんぶ:お尻の辺り)~大腿前面(だいたいぜんめん:ふとももの前側)~下腿内側(かたいうちがわ:すねの内部)~拇趾(ぼし:足の親指)に痺れがある症状。
背骨の腰椎5番・神経根の圧迫
臀部(でんぶ:お尻の辺り)~大腿前面(だいたいぜんめん:ふとももの前側)~下腿前外側(かたいまえそとがわ:すねの外側)~足の甲に痺れがある症状。
背骨の仙椎1番・神経根の圧迫
臀部(でんぶ:お尻の辺り)~大腿後面(だいたいこうめん:ふとももの後ろ側)~下腿後面(かたいこうめん:ふくらはぎ)~小趾(しょうし:足の小指)に痺れがある症状。

非特異的腰痛

現代医学的な診察・画像診断で原因が特定できない腰痛で、腰痛を訴える方の8割を占めます。非特異的腰痛の場合は、椎間板や椎間関節・仙腸(せんちょう)関節の炎症、筋肉の過緊張などが考えられます。

例えば
椎間板の炎症
腰の前屈や座位(車の運転など)で痛みを伴います。
椎間関節の炎症
腰の後屈や立位、歩行などで痛みを伴います。
仙腸関節の炎症
腰の前屈・後屈やしゃがんだときに痛みを伴います。
筋肉の過緊張
動作の途中や立ち上がりで痛みや突っ張りを伴います。

東洋医学的病態把握

  • 臓腑の問題

    【肝】
    張ったような痛み、ストレスで悪化、気分転換で軽減
    【脾】
    だるく痛む、食べすぎで悪化、温めると軽減
    【腎】
    ジワジワ痛む、立位や歩行で悪化、休むと軽減
  • 経絡の問題

    【膀胱経】
    腰の前屈で痛み
    【胆 経】
    腰の側屈・回旋で痛み
    【胃 経】
    腰の後屈で痛み
    【腎 経】
    歩き過ぎや立ちっぱなしで痛み
  • 気血津液の問題

    【気の停滞】
    張ったような痛み、動かすと軽減、長時間じっとしていると悪化、シャワーを当てると軽減、月経前に悪化
    【血の停滞】
    鋭く刺すような痛み、動く時に痛い、夜間に痛み、月経前から中に悪化
    【湿の停滞】
    重い痛み、冷えを伴う
  • 空間の問題

    腰は下の後にあたる。
    左右差があれば左右のアンバランスも考えられる。

鍼灸の治療法

圧迫骨折・内臓からの関連痛の場合
基本的に、病院で受診していただいてから治療を行います。
ヘルニア・狭窄症の場合
痛みや痺れなどの症状軽減と、それによる日常生活への支障を減らす目的で、主に腰椎付近に鍼や灸を行います。
非特異的腰痛の場合
炎症や過緊張の改善を目的に、局所・関連部位に鍼や灸を行います。または、腸腰筋のアプローチで腰痛改善に導きます。

指圧での治療法

ぎっくり腰
非特異的腰痛の中でも誰もが知っている症状・ぎっくり腰とは、急性腰痛症と言い、腰部に激痛がはしる症状として有名です。勘違いしがちですが、ぎっくり腰は、病名やケガの名前ではなく、症状名です。

原因1

原因1

  • 夜遅くに
    大量の食事をし、
    すぐ寝てしまう。

  • 食べた物の重みで
    腸の位置が下る。

  • 骨盤が開く。

  • 骨盤がゆるみ、
    不安定になる。

原因2

  • 冷たい食べ物や
    飲み物を
    過剰摂取してしまう。

  • 腸が冷える。

  • 身体を温めるため、
    熱エネルギーを
    過剰消費する。

  • 腸が疲れる。

急な動作、重い荷物を持とうとした、
体をひねったなどがトリガーになり…腰痛・ぎっくり腰の発症。

症 例

【仙骨部に重い痛みがある患者さん】

現代医学では、大腰筋・腹直筋の過緊張と仙腸関節の炎症。東洋医学では、脾と腎の陽気の不足と考えて治療を行いました。

  • 仙腸関節・腹直筋・大腰筋の部位に鍼
  • 脾と腎に関わるツボ(公孫・腎兪)に灸

2回の治療で、痛みはほぼ消失し、その後も定期的に予防としての治療を行っています。

【腰痛で手術の覚悟をしていた患者さん】

腸腰筋と痛みの原因となる筋肉を指圧(つるた療法)で調整しました。

  • 腰ではなく、腹部を刺激するだけで痛みが消失

腸腰筋のアプローチで改善し、手術を回避されました。

「整形外科や治療院に通っているが良くならない」
「歳だから仕方ない」
「治療法は手術しか方法がない」
「医師に股関節の人工関節を勧められている」
など、腰痛を訴えている患者さんの悩みはさまざまです。
どこに行っても改善の兆しが見られない方、
ぜひ毛利治療院にご相談ください。

毛利治療院は、名古屋市天白区塩釜口をはじめ、昭和区・瑞穂区・名東区・緑区・日進市・東郷町などにお住まいの方はもちろん、多くのみなさんのご来院をお待ちしております。

毛利治療院毛利治療院

名古屋市天白区塩釜口2-1403
アーバンドエル塩釜口601号
(2階にホームメイト、耳鼻科があります)

地下鉄でお越しの方
地下鉄塩釜口駅②出口またはEV出口から徒歩1分
お車でお越しの方
当院のあるアーバンドエル塩釜口の敷地内に契約駐車スペース1台分あり。
または、同じ敷地内にあるコインパーキング「アイベック名古屋 塩釜口第1」をご利用ください。駐車料金は当院で負担いたします。

保険診療往 診行います。

受付時間 ※1 ※1
午前( 8:00-12:00)
午後(14:00-19:00)
受付時間 午前
( 8:00-12:00)
午後
(14:00-19:00)
※1
※1

時間外は応相談。 ※1:研修会などでお休みをいただく場合がございます。
施術時間は1時間程度です。(鍼灸の初診のみ、お身体の状態を正確に把握するために2時間程度かかります)

施術費 大人 大学生・高校生 中学生・小学生 小児はり※2
鍼灸 5,000円 4,000円 3,000円 1,000円
指圧 5,000円 4,000円 3,000円
施術費 鍼灸 指圧
大人 5,000円 5,000円
大学生・高校生 4,000円 4,000円
中学生・小学生 3,000円 3,000円
小児はり※2 1,000円

上記金額は税込みです。 健康保険の適応に関してはお問い合わせください。
初診料・往診料は、それぞれ別途1,000円をご負担いただいております。
※2:小学生未満となります。

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