- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2022/6/20 (月)
腰痛と神経症状
腰痛は非常にありふれた症状ですが、多様な原因により生じます。
腰痛の原因の分類としては、まずは重篤な疾患によるもの・下肢の神経症状があるもの・神経症状のないもの、に分けます。
重篤な疾患としては、腫瘍・骨折・感染などがあり、MRI等により確定診断されます。
全腰痛患者の1%未満とまれですが、見逃さないことが重要です。
痺れなどの下肢の神経症状を伴う腰痛の原因として、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症があります。
鍼灸では腰部や下肢の神経走行部位に施術しますが、病院での診察と併用することが望ましいと考えています。
神経症状のない腰痛の原因としては、筋筋膜性・椎間板性・椎間関節性・仙腸関節性が挙げられます。
全腰痛患者の6〜8割を占める非常に頻度の高い腰痛です。
それぞれに症状の特徴が異なりますが、いずれも腰部を中心に鍼灸を行います。
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