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養生道 養生道

鍼灸師 毛利 陽介
毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師
  • 中和医療専門学校卒。
  • 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
  • 分子栄養学や認知行動療法を独学。
  • 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
  • 母校の南山大学で栄養講座を行う。

小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。

2021/10/18 (月)

食欲不振

「食欲があり食事を美味しく食べられる」ことは、健康状態の指標の一つです。

 

食欲不振は様々な原因で起こりますが、体重減少を伴う場合は注意が必要です。

 

症状の経過が「日単位」であれば、消化器疾患(胃炎などの炎症性疾患)など、「週単位」であればうつ病などの可能性を考えます。

 

発熱を伴う場合は、感染症・自己免疫疾患・悪性腫瘍などの可能性も考えます。

 

夏バテや精神的ストレスなどによる食欲不振は、鍼灸治療による効果が期待できます。

 

東洋医学では、食欲不振は臓腑の脾と胃の失調により起こると考えます。

 

脾胃の気が不足すると食欲不振を生じ、全身倦怠感などを伴います。

 

脾に湿が停滞すると、吐き気や泥状便を伴います。

 

飲酒過多は湿の停滞を生むので注意が必要です。

 

胃の陰液が不足すると、口・舌・唇の乾燥や便の硬さを伴います。

 

野菜不足は胃の熱を生じて陰液を消耗するので注意が必要です。

 

胃の熱の過剰は食欲亢進を生じることもあります。

 

脾胃や腎の陽気が不足すると、空腹感がなくなり、食事が美味しく感じられなくなります。

 

下痢を伴うこともあります。

 

冷たいものの飲食は脾胃を冷やし、陽気を不足させてしまいます。

 

また、タンパク質の不足は血の不足や腎の弱りを生じます。

 

毎食必ずタンパク質を摂ることが大切です。

 

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