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養生道

毛利陽介 資格：はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師

中和医療専門学校卒。
大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術（診察・治療）・知識（東洋医学・現代医学）を学ぶ。
分子栄養学や認知行動療法を独学。
名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
母校の南山大学で栄養講座を行う。

小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。

2021/10/7 (木)

腹痛の部位と特徴

腹痛は、痛みの部位や持続時間により原因となる組織や内臓を推定できます。

腹部は、心窩部・季肋部・臍部・側腹部・下腹部（中央・右・左）に分けられます。

心窩部は心臓・胃・膵臓の痛みが出やすい部位です。

右季肋部は肝臓・胆嚢、左季肋部は脾臓・膵臓の痛みが出やすい部位です。

臍部は小腸・大動脈、側腹部は腎臓・大腸・尿路の痛みが出やすい部位です。

下腹部は、右は虫垂、左はS状結腸、中央は膀胱・卵巣・子宮の痛みが出やすい部位です。

持続時間では、数秒なら神経痛、数分なら機能性の痛み、数十分なら胆道や尿路の結石、1時間以上なら内臓疾患の可能性を考えます。

その他にも内臓によって特徴があります。

胃の痛みはキリキリして食後に痛みが悪化します。

十二指腸の痛みは反対に空腹時に強くなります。

小腸はシクシクと波のある痛みで下痢を伴うことがあります。

大腸の痛みは排便で悪化または改善し、膵臓の痛みは食事で悪化または改善します。

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