- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/10/2 (土)
しびれの分類②
神経根が障害されると、片側にしびれが出ます。
障害された神経根によって、しびれの出るエリアが異なります。
例えば、首の第6頚神経根の障害では、腕の母指側から指先にしびれが出ます。
腰の第5腰神経根の障害では、スネや足の甲から指先にしびれが出ます。
脊髄・馬尾・神経根の障害は、椎間板や靭帯の変性によって起こります。
椎間板が変性すると、骨と骨の間が狭くなり、関節の噛み合わせも悪くなります。
すると、骨棘が形成されたり(変形性脊椎症)、骨の位置がズレたり(すべり症)します。
また、椎間板が元の位置からはみ出してしまう(椎間板ヘルニア)こともあります。
この様な状態になると、脊椎の変形(側弯症・後弯症)や脊柱管の狭小化(脊柱管狭窄症)にも繋がります。
また、靭帯の肥厚(後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症)も脊柱管の狭小化に繋がります。
これらの原因によって、神経が圧迫され、しびれが生じます。
適切な運動や食事によって、椎間板などの変性が起こらない様にすることが一番の予防です。
つづく…
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