- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/11/4 (木)
浮腫(むくみ)と東洋医学
東洋医学では、浮腫は臓腑の肺・脾・腎などの失調で起こるとしています。
肺の失調では瞼を中心とした顔面部に、脾の失調では脚や腹を中心として全身に、腎の失調では踵を中心とした下半身に、浮腫が出ます。
いずれも臓腑の失調によって気が不足することで浮腫が起きます。
そのため、疲労や長時間の同一姿勢によって浮腫が強くなり、休息や適度な運動によって回復します。
また、姿勢による影響も大きく、足の浮腫なら立位や座位で強くなります。
女性の場合、月経周期に伴って浮腫が出ることもよくあります。
この場合は部分的に浮腫が出ることが多く、気の停滞であれば月経前に、血の停滞であれば月経中に、浮腫が悪化します。
鍼灸治療では、気血の不足を補い、停滞を巡らせる治療を行います。
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