
- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/9/20 (月)
寛容論
未知を認めるなど、科学を正しく理解し運用できないと、自分と異なる考えに対して不寛容になりがちです。
脳科学や行動経済学などによって、そのメカニズムが理解できます。
自分の考えが正しい・正義であると考えて、他人を攻撃するとドーパミンが放出され、快楽を感じます。
ドーパミンによる快楽は劣化しますから、さらなる快楽を求めると、他人への攻撃はエスカレートしていきます。
『人は、なぜ他人を許せないのか』では、これを「正義中毒」と名づけ、人間は誰もがこの状態になる可能性があるとしています。
また、人間の本能は時に大きな間違いを犯します。
『ファクトフルネス』では、人間が持つ様々な本能について説明しています。
分断本能は、物事や人々をグループに分けたがり、グループの間には決して埋まることのない溝があると考える本能です。
この様な本能は誰もが持っており、それを自覚して知性によって抑えなければ、間違った見方で世界を見てしまいます。
不寛容は世界を分断し、人々を不幸にします。
『寛容論』でヴォルテールは、「この世で幸せであるには、何が必要か。寛容であることである。」と述べています。
異なる意見や考えに対しても、寛容でありたいものです。

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