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養生道 養生道

鍼灸師 毛利 陽介
毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師
  • 中和医療専門学校卒。
  • 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
  • 分子栄養学や認知行動療法を独学。
  • 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
  • 母校の南山大学で栄養講座を行う。

小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。

2020/7/29 (水)

東洋医学と痛み

東洋医学では、痛みは気血の不足または停滞によって生じるとしています。

 

気血の不足による痛みは「不営則痛」と言い、組織を栄養できないことで痛みを生じます。

 

痛みは弱く、知覚障害や倦怠感を伴うことを特徴とします。

 

気血の停滞による痛みは「不通則痛」と言い、経絡が通じないことで痛みを生じます。

 

痛みの性質は多様ですが、比較的強い痛みを表します。

 

不営則痛は脾や腎などの臓腑の機能低下により、気血が作り出せないなどの原因で起こります。

 

食事・睡眠・休息をしっかり取ることが大切です。

 

鍼灸治療では、臓腑の機能を高め、気血を補う治療を行います。

 

不通則痛の原因は大きく3つに分けられます。

 

一つ目は冷えや暑さ、湿気や風などの外邪が侵入することです。

 

雨に濡れたり風に当たった後などに発症します。

 

二つ目は外傷による瘀血の生成です。

 

捻挫や打撲による内出血などが相当します。

 

三つ目は臓腑の機能失調による湿や熱などの生成です。

 

これらの邪気が経絡に停滞し、痛みを生じます。

 

鍼灸治療ではこれらの不通を取り除くことで痛みを改善します。

 

原因をしっかり見極めて、治療や養生をすることが大切です。

 

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