- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/8/8 (日)
足関節捻挫への鍼灸治療
足関節捻挫の再発予防や痛みの軽減・後遺症の予防や軽減に対しても鍼灸治療が効果的な場合があります。
東洋医学的には、胃や胆の経絡が足関節捻挫に関係が深いと考えています。
当院の患者さんで、足関節捻挫を繰り返す方がいました。
その方は胃の経絡と臓腑が弱っていたため、胃の経絡と臓腑に対する定期的な鍼灸治療で、足関節捻挫の再発がなくなりました。
もう一人の患者さんは、捻挫の痛みが半年ほど引かず、競技に復帰しては休むを繰り返していました。
その方は胆の経絡の問題があったので、胆の経絡への鍼灸治療で痛みがなくなり競技復帰できました。
足関節捻挫の再発予防には、主に胃と胆の経絡への治療が効果的であると考えています。
また、足関節捻挫の後遺症による足関節の背屈制限に対して、膀胱の経絡への鍼灸治療が効果的であったケースもありました。
身体全体を見た上で治療を行うことが重要です。
足関節捻挫は、腰痛や膝痛・肩凝りなど他の様々な症状の原因にもなりますから、適切に対処することが重要です。
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