- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/5/17 (月)
経絡と細胞膜
現代医学の基礎が解剖学・生理学であるのに対して、東洋医学の基礎は臓腑経絡学です。
経絡は気血を通行させる道路の働きがありますが、現代医学における血管や神経の流れとは一致していないとされています。
人体を解剖しても経絡に一致する構造は発見できません。
であれば、経絡は構造上は存在しないルートということになります。
前回のブログで、細胞膜を通じて様々な物質や情報が交換されていることを書きました。
この物質交換が行われやすいルートが経絡であるとすれば、構造上は存在しなくても経絡を説明できます。
鍼や灸の治療を遠隔部位に行うことで治療効果を発揮する理由の一つが経絡の存在です。
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