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養生道 養生道

鍼灸師 毛利 陽介
毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師
  • 中和医療専門学校卒。
  • 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
  • 分子栄養学や認知行動療法を独学。
  • 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
  • 母校の南山大学で栄養講座を行う。

小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。

2021/5/8 (土)

ツボの性質①ー鎮痛ー

現代中医学では、各ツボ(経穴)には特異的な性質があるとしており、それを穴性と言います。

 

痛みを抑えるのに役立つ穴性としては、鎮痛・止痛などがあります。

 

穴性が記されている、劉平『鍼灸学』・李世珍『臨床経穴学』・佐藤弘『穴性学ハンドブック』・篠原昭二『臨床経穴ポケットガイド』から、鎮痛・止痛などの穴性を持つツボを抜き出すと、132穴ありました。

 

側頭部のツボ(頷厭・懸顱・懸釐)や前腕の内関には、止痛の穴性がありますが、これらはセルフケアとしても使えます。

 

指で緊張部分を軽く揉みほぐす様にすると良いです。

 

解渓(活血止痛)や肩貞(去風止痛)はそれぞれ、瘀血や風邪が原因の痛みに対して効果を発揮します。

 

公孫(和胃止痛)や列欠(止頭痛)はそれぞれ、胃の痛みや頭痛に対して効果的です。

 

この様に、同じ止痛でも痛みの原因や部位によって、より効果の高いツボが異なります。

 

また実際の臨床では、ツボの反応(軟弱・緊張など)を診てツボを選択します。

 

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