- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/3/18 (木)
脈診
当院の鍼灸治療では、治療の前後に必ず舌と脈を診ます。
脈診は、手首の脈(橈骨動脈)で基本的には診ます。
四診では、切診に分類されます。
脈診では非常に多くのことが分かりますが、脈の浮き沈み・力強さ・速さ・硬さ・太さなどを主に診ています。
脈の浮き沈みは、気血が身体の表面・深部のどちらに集まっているかを示しています。
かぜ症状の様に外邪が体表に侵入した時は脈が浮き、身体の深部(内臓)に問題がある時は脈が沈みます。
脈が速い場合は、多くは身体が熱に傾いています。
脈が遅い場合は、多くは陽気の不足や停滞を表します。
但し、気の不足で脈が速くなる場合もあります。
気血が不足すると、脈は細く弱くなり、何らかの邪気が停滞すると脈は硬くなる傾向にあります。
他の診察法と組み合わせて、身体の状態を推察します。
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