- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/12/31 (金)
知識へのアクセス
知識がコミュニティの中にあるとすれば、それにいかにアクセスできるかは、とても重要です。
頭の良さとは、自分の頭の中にどれだけ知識があるかではなく、コミュニティの中にある知識にいかに適切にアクセスできるか、であると言えるでしょう。
同時にコミュニティの中にある知識を自分のものにするには、自分自身もコミュニティに貢献していなければなりません。
それには、意思疎通能力・他者の意見を理解し取り入れる能力・目的を共有する能力、といった認知能力が必要になります。
ロシアの心理学者、レフ・ヴィゴツキーは、知性とは他者や他の文化を通じて学習し協力できることである、という見方を示しています。
つまり、最も優秀な人とは他者を理解する能力が最も高い人であり、何かを成すために最も必要なことは協力・協働であると言えます。
2012年、ヒッグス粒子の発見によってピーター・ヒッグスとフランソワ・アングレールがノーベル物理学賞を受賞しました。
この発見には、この2人だけでなく、発見に繋がる重要な論文を執筆した3,000人近い研究者や、ヒッグス粒子観測のための超衝突型加速器の建設や運用に関わった大勢の作業員を始め、何千人という多くの人々の貢献がありました。
これだけ多くの人々が協力できたのには、人類が持つ他者を理解し協力する能力(知性)によるものと言えるでしょう。
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