- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/11/29 (月)
体質とは
健康や病気について語る時に、遺伝・体質・個人差といった言葉がよく使われます。
三石巌氏は、「確率的親和力」と「カスケード理論」によってこれらを説明しています。
人間の身体は代謝によって作られ、活動しています。
代謝は、酵素と補酵素が結合して行われます。
酵素と補酵素はタンパク質を始めとする栄養素でできています。
確率的親和力とは、酵素と補酵素の結合しやすさです。
結合しやすければ(確率的親和力が高ければ)少ない栄養素でその代謝を行うことができ、結合しにくければ(確率的親和力が低ければ)その代謝を行うのに多くの栄養素が必要になります。
これが、体質を決める一つの要因です。
カスケード理論とは、どの代謝が優先して行われるかという順番です。
ある栄養素が、免疫に関わる働きと骨に関わる働きがあるとします。
免疫に関わる働きが優先される人では、その栄養素が足りない時に、骨に関わる働きができなくなります。
骨に関わる働きが優先される人では、その栄養素が足りない時に、免疫に関わる働きができなくなります。
これも、体質を決める要因の一つです。
三石理論では、これらを踏まえて「パーフェクトコーディング理論」を提唱しています。
パーフェクトコーディング理論とは、タンパク質やビタミンなどの栄養を充分に摂ることで、確率的親和力が低くてもカスケード理論で優先順位が低い代謝まで行える様にするという考え方です。
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