- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/10/25 (月)
排尿異常と東洋医学
東洋医学では、排尿に関わる異常は主に臓腑の腎や膀胱が関係すると考えます。
夜間頻尿は、臓腑の腎や脾の陽気の不足によって起こります。
腎や脾に関係するツボへの灸治療が効果的です。
養生としては、体を冷やさないこと、夜間の過度な水分摂取を控えること、利尿作用のあるカフェインやアルコールの摂取を控えること、などがあります。
腎や脾の弱りは尿失禁の原因にもなります。
くしゃみをしたり重い荷物を持ち上げた時に起こる腹圧性尿失禁には、骨盤底筋体操が有効です。
小便の切れが悪く、排尿後に尿がポタポタ垂れる状態を尿後余瀝と言います。
尿後余瀝も、腎や脾の弱り、あるいは膀胱への湿熱の停滞によって起こります。
過労も原因になることがあるので、適度な休息も必要です。
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