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養生道

毛利陽介 資格：はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師

中和医療専門学校卒。
大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術（診察・治療）・知識（東洋医学・現代医学）を学ぶ。
分子栄養学や認知行動療法を独学。
名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
母校の南山大学で栄養講座を行う。

小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。

2021/9/23 (木)

眩暈（めまい）と東洋医学

東洋医学では、めまいは臓腑の失調や気血津液の停滞によって生じると考えます。

水分の停滞では、回転性のめまいが生じ、曇りや雨の日に悪化します。

体の重だるさや食欲不振を伴うこともあります。

気血の停滞では、頭痛・肩凝り・耳鳴りなどを伴い、適度な運動やストレッチで軽減します。

肝の熱では、ストレスや不安で悪化し、目の充血や目の周囲のけいれんを伴います。

脾の弱りでは、フワフワとしたふらつき感が長く続き、疲労で悪化します。

腎の弱りでは、低音の耳鳴りや頭のふらつきが慢性的に続き、疲労で悪化します。

心と脾の弱りでは、頭のふらつきや目のかすみがあり、心身疲労で悪化します。

肝と腎の弱りでは、手足のほてりや足腰の弱りを伴います。

肝・胆の経絡のアンバランスでは、回転性の激しいめまいが起こります。

鍼灸治療では、それぞれの病態に対して臓腑・経絡の調整を行います。

また、頭部や頚部・耳の周りのツボへの鍼も行うことが多いです。

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