
- 毛利 陽介
資格 : はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師 -
- 中和医療専門学校卒。
- 大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術(診察・治療)・知識(東洋医学・現代医学)を学ぶ。
- 分子栄養学や認知行動療法を独学。
- 名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
- 母校の南山大学で栄養講座を行う。
小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。
2021/7/9 (金)
脳のはたらき③
髄海(脳)の働きのニつ目である精神活動を主る働きは、臓腑の心によって調節されます。
臓器としての脳では、扁桃体や視床下部・前頭連合野が情動や精神活動を司ります。
扁桃体は大脳の内側の大脳辺縁系にあり、情動の中枢としての働きの他に、本能行動の制御にも関わります。
大脳辺縁系には、記憶を主る海馬も存在します。
視床下部は視床とともに間脳に属し、情動・本能・体温調節・血糖調節・ホルモン分泌などを行います。
本能行動には、臓腑では肺が関与します。
従って、扁桃体や視床下部の働きは、臓腑の心と肺の働きと重なると言えます。
前頭連合野は大脳皮質(新皮質)の前頭葉に存在し、高次脳機能を司ります。
高次脳機能には、意欲・創造性・注意のコントロール・行動の抑制・思考・判断・情動のコントロール・コミュニケーション・人格などが含まれます。
これらの働きは、精神活動を統括する心の働きに近いと考えられます。
つづく…

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