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養生道

毛利陽介 資格：はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師

中和医療専門学校卒。
大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術（診察・治療）・知識（東洋医学・現代医学）を学ぶ。
分子栄養学や認知行動療法を独学。
名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
母校の南山大学で栄養講座を行う。

小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。

2020/12/21 (月)

ミトコンドリアと健康

身体を温めるには、エネルギー（ATP）が必要です。

人体内で多くのATPを作り出しているのはミトコンドリアです。

ミトコンドリアは人の細胞一個につき、数百〜数千個含まれる、細胞小器官です。

ミトコンドリアの役割は非常に重要であり、ミトコンドリアがなければ沢山のATPを作ることができません。

また、ウイルス（特にRNAウイルス）が細胞内に侵入してきたことを感知して、自然免疫に必要なインターフェロンなどの免疫物質を産生する役割があることも、近年明らかになってきている様です。

ミトコンドリアは元々、独立した生物（バクテリア）であり、別の生物に寄生して、共生する様になり、今の状態に至ります。

元生物である名残は現在も残っており、細胞の中で分裂して増えることができます。

ミトコンドリアが増えれば産生できるATPが増えますから、人間にとっても良いことと言えるでしょう。

ミトコンドリアは、36.5〜38℃の温度、水や酸素を含む充分な栄養（タンパク質・脂肪・ビタミン・ミネラル）のある環境で活発に働くとされています。

栄養を摂り、身体を温めることは、ミトコンドリアの働きを助け、多くのエネルギーを作り出すことにも繋がります。

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