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養生道

毛利陽介 資格：はり師 / きゅう師 / あん摩マッサージ指圧師

中和医療専門学校卒。
大阪や名古屋の治療院や勉強会で技術（診察・治療）・知識（東洋医学・現代医学）を学ぶ。
分子栄養学や認知行動療法を独学。
名古屋市中区の少年サッカーチームでコーチとして活動し、スポーツメディカルにも関わる。
母校の南山大学で栄養講座を行う。

小学生でサッカーを始め、現在も続けています。趣味は、サッカーをはじめ、スポーツ、運動、読書、勉強。また、休日は山・森・川などに出掛け、自然にふれあうことで、日頃のストレスから開放され、リラックスしています。

2024/9/19 (木)

経絡と筋膜

局所の筋肉を緩めるだけでなく、経絡や筋膜の繋がりを利用して緊張を緩めることもあります。

経絡と筋膜連結には一致する部分が多くあります。

経絡の膀胱経は、アナトミートレインのスーパーフィシャル・バック・ライン（SBL）とかなり一致します。

胃経とスーパーフィシャル・フロント・ライン（SFL）、胆経とラテラル・ライン（LL）の走行もかなり一致しています。

肺経はディープ・フロントアーム・ライン（DFAL）とかなり一致しているため、手の末端のツボへの刺激で小胸筋などを緩められると考えられます。

心経と心包経は、スーパーフィシャル・フロントアーム・ライン（SFAL）とかなり一致しており、大胸筋・広背筋を緩めるために、これらの経絡のツボが使えます。

大腸経・三焦経に近い筋膜連結を持つのがスーパーフィシャル・バックアーム・ライン（SBAL）です。

このことから、合谷や中渚・支溝への刺激が、三角筋・僧帽筋の緊張緩和に使えると考えられます。

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